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2009年7月 4日 (土曜日)

勝っただけの勝利

前節の「なにもない」敗戦から、今週は12連敗中の大分と対戦。

ジェフは立ち上がりから前がかりにきていた大分の裏をつき、5分に深井が先制点。

大分もジェフにありがちなマークの受け渡しミスから家長に突破され、7分に失点。

開始10分で1点ずつを取り合い、大味な試合になりそうだなぁとか思っていたんですが、その後は大分が攻め、ジェフが中盤守備を固めるといった試合内容。特にジェフは坂本を守備ラインの一つ前に置き、家長のよさを消しにかかっていました。ジェフはアウェー、そして絶対に落とせないゲームと言うこともあり、相手のキーマンを潰す「10対10」のゲームを挑んでいきました。

12連敗中の大分は悪いメンバーじゃないし、むしろGKからFWまで頼れる助っ人と代表クラスの日本人を擁するチームです。ただし、今年の大分は攻撃がままならない。ジェフも落としたゲームときはそうなんですが、中盤で全然パスがつながらない。というよりつまらないパスミスが多いし、攻撃時にこれといった形がない。後方から早めのクロスを送るだけ。

かといって90分間守りきれるかといったらそうでもない。

立ち上がりは守れているし、先取点も奪える。ただし試合開始より1時間をすぎると守備ラインが下がり始め、マイボールになってもクリアだけ。すぐ相手のボールになってしまう、といった悪循環を繰り返し、後半終了間際に同点にされたり勝ち越しを許してしまう。

大分も去年は堅守速攻を誇っていただけに、守りきれなくなった現状は思った以上に痛手を負っていたようです。

そんな両チームの対戦ですが、前半半ばからジェフがいい位置でボールをカットし、カウンターを繰り出すシーンが数多く出せていたと思います。というのも、大分の拙攻とパスミスによるものがほとんどで、手放しに喜ぶべき内容でもないとは思いますが、切り替えの部分では90分を通して高い集中力を保てていたと思います。

特に下村は前線に顔を出すシーンも多くなり、ミドルシュートやバイタルエリアでのチャンスメークで貢献していました。前半の勝ち越し点も、直前にミドルシュートを打ったことにより相手が「軽く」飛び込んできたことを利用して突破した頭脳的な判断でしたね。

坂本がアンカーのポジションに入っていて、家長のマークを任せていたので、下村も「後ろ髪」を気にする必要がなくせめていけた背景もあると思います。

後半60分過ぎからは大分が幾度となく再度から攻め、ジェフが守るといったようないつも通りの光景。

もっと決定力のあるチームであるならば、ジェフから同点弾を奪えていたかもしれません。ジェフにとっていい印象のないウェズレイが、あれだけ外してくれたことによって助かったシーンもありました。

後半は何本かカウンターで突破するシーンがあったものの、「ただ勝っただけの勝利」といえるでしょう。

確かに前節大宮戦が酷いところまで落ちたような試合でしたから、今日はいつも以上に選手も気合が入っていて、特に工藤なんかは最後までよく走っていました。ただし上位に行くためには、サイドからの効果的な攻めが少なすぎですね。巻を狙うか、深井と谷澤を走らせるかしかないジェフの攻撃にもう一つ武器があれば、とは思います。

新外国籍選手としてFWバイアーノを獲得しました。どんな活躍をしてくれるのかは未知数ですが、巻以外でも攻撃のポイントを増やせるカードになってくれれば、研究されつつある深井と谷澤の自由度も増してくるとは思います。

最悪の試合から今週はゼロに建て直し、次の試合でどうなるのか、楽しみに見ていきたいと思います。

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