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2007年9月30日 (日曜日)

メッシ絶好調、アンリハット、バルサ4点爆勝

レバンテ 1-4 バルセロナ

強いバルサ。

特にメッシは昨シーズン以上にキレが凄まじい。

まともな一対一じゃ止められない、止まらない。

ファールでも止められないんだから、どういうボディバランスなんでしょう。

これでも、まだマラドーナのほうが上なんでしょうか。

僕はマラドーナのプレーをリアルタイムで見たことはないんですが、今でも語り継がれている選手で、メッシが「マラドーナの再来」と呼ばれていることは知っています。

ただ、「再来」と言われているということは、マラドーナは超えていない証拠。真似をするだけでは越えられない壁があります。

1986年、メキシコワールドカップの対イングランド戦、伝説の5人抜きは何度も見ましたが、プレーのスピード、ドリブルのキレ、ボールタッチの正確性、僕はすべてにおいてメッシのほうが上回っていると思います。そりゃマラドーナは伝説的な選手ですから、その選手を神格化したい人にとっては、マラドーナを超える選手が現れるのは気分のいい話ではないと思いますが…。

そのメッシは3戦連続ゴールで5点目です。

バルサこの試合トドメの4点目となったゴールは、ドリブルから相手を抜きにかかる間合いや一瞬のスピード、そしてしっかりと決める決定力は素晴らしいです、ホント。

相手DFは飛び込んでいったらかわされる。

かといってドッシリ腰を落として待ち構えたら体重移動によってかわされる。

ファールで止めようにも倒れない。

これほど凄い選手っていうのは久しぶりですね。

僕は今年のバロンドールはイニエスタが取るのでは、と思っていましたが、ポジションや役割柄、そして彼の性格から考えて難しい。

でも、メッシならありえる。

この状態を続けていれば、の話ですが。メッシは観ているだけで楽しい選手ですよね。

メッシメッシになっちゃいましたが、この試合での目玉はやっぱりアンリ。

やっと1点取って今シーズン初ゴールしたと思ったら、得意の形から2点目を冷静に流し込み、ハットトリックとなる3点目は相手の裏を付いて抜け出たもの。まぁいずれにしろ、ゴール前での落ち着きは何なんでしょう。相手が来ているにもかかわらず、そして「急にボールがきた」状態(特定の選手を非難しているわけではありませんが)でも冷静にボールを捕らえるっていうのは意外と難しい、というのはJリーグを見ていればイヤでもわかることですが。

アンリはゴール前の仕事のほかにも、ゴールとシューターとのリンクマンとしての役割は大きいです。サラゴサ戦でのメッシの1点目のアシストはまさにその典型。

たぶん、メッシからパスが入ったとき、エトォなら自分で振り向いてシュートを打っていたでしょう。

ところが、アンリが選択したのはメッシへのリターンパス。

あそこでメッシが3人を置き去りにするドリブル、そしてアンリとのワンタッチパス、シュートが決まれば、いくらサラゴサとはいえ付いていけないのも道理。

このアンリの選択は、エースストライカーとしては不満が残りますが、フットボーラーとしては満点の選択です。

そして、今のバルセロナにおいて、エースストライカーとして満点の働きが出来るFWと、フットボーラーとして満点の選択が出来るFWが存在しているっていうのは、とても大きいですね。

バルサは序盤に躓いて5位ですが、これからドンドン順位は上がるでしょう。

アウェーにもかかわらず、相手を寄せ付けない強さがあります。ガブリエル・ミリートの加入によって、最終ラインから非常に正確なボールが入るようにもなりました。ここから攻撃が始まるとしたら、イニエスタ、チャビはより楽な形でボールを受けたり、サイドに流れたりすることも容易になっています。

そしてなにより、チャンピオン奪還への気迫がそうさせているのでしょうが、アンリがフィットし、メッシが絶好調の今、バルセロナを止めるチームがあるのだろうか・・・という興味も強くなってきています。

そのバルサを止めるのはメスタージャでのバレンシアか、エル・マドリガルでのビジャレアルか、ビセンテ・カルデロンでのアトレティコか、それともクラシコなのか。

今からまた更に楽しみが増えました。

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