« 開始3分先制、ロナウジーニョ退場、エトーサスペンション、デコの坊主 | トップページ | マドリー、電撃移籍発表か? »

2007年5月31日 (木曜日)

勝てない×7ジェフ

ガンバ戦、あんなにいい試合をしておきながら、またもやミス絡みで失点。そしてロスタイムにセットプレーでも失点。この逆転負けは痛恨だったなぁ。

前半はジェフサポの目から見ても、あのガンバを凌駕する時間帯が多かった。今まではそのいい流れの時にゴールネットを揺らせなくて、結果相手に流れを渡してしまうパターンを何度も見てきたので、新居の先制点&初ゴールは、ジェフの選手を勇気付けるものだったでしょう。

後半に入るとガンバは家長を投入して橋本をサイドバックへ。前半にジェフが主導権を握れていたのは、大きなチェンジサイドの展開が多かったから。特に右の水野から左の山岸への展開が非常にスムースで、山岸も積極的に青木に対して勝負を挑んだりしていましたからね。

しかし、橋本が右サイドバックに入ることによって水野を抑えるだけでなく、逆サイドに展開する余裕も与えてくれず、さらに水野や山岸にボールが渡る前にインターセプトされる場面が目立ちました。ガンバの出足が鋭くなってきたんですね。

橋本をサイドバックに置いたことだけがジェフにとって難しい状況を引き起こしたわけではありませんでした。遠藤が下がり目の位置に入ることによって、前半まで遠藤に密着していた中島に迷いの動きが見られるようになりました。後半、攻め込まれてる場面で、遠藤のポジションまでチェックに行くのは危険だと判断したのか、単に押されていけなかったのかはわかりませんが…。

とにかく、家長が中盤の高い位置を取ったことにより水野の攻撃参加ができなくなったこと、遠藤がより生きるポジションに位置したこと、橋本がジェフを抑えるための戦術的な狙いを持ってプレーしていたことが重なり、ジェフは押し込まれる時間帯が続きました。

アマル監督は新居に代えて工藤を投入。この交代は妥当だと思いました。遠藤のマーカーがおらず、新居がかなり後ろまでポジションを下げて守備に奔走する姿が目立ち、その結果巻が孤立する場面が多くなりました。そこで中盤を増やして、遠藤により近い位置でプレーする選手を投入し、そしてできるだけ前でボールをキープできる工藤の投入は理にかなっている。

ただ、皮肉にもその直後にミス絡みで失点してしまいます。あれはジェフ側から見れば羽生のミスとも言えますが、明神の狙いも素晴らしかった。正直、あの失点は痛恨だった…。

その後、ジェフも反撃に出て幾度かチャンスを迎えますが、決めきれない悪癖。あそこで決めて、その後10分を凌げばジェフの勝利は近かったはずですが、そのパターンは今期を象徴してる。

結果負けてしまいましたが、選手の頑張りや監督の狙いはハッキリしていて、今期のベストゲームとも言えるかもしれないです。ただ、勝てなかったことにはシッカリと目を向けないといけないですね。

問題点その一:後方からのビルドアップ

ストヤノフや、移籍してしまった阿部の存在は非常に大きいです。さらにマリオは攻撃のリンクマンとしての役割を果たしてくれたので、彼の不在がジェフにとっては一番の痛手でしょう。

後方でのつまらないミス、FC東京戦でのデキは、そのビルドアップの精度が問題になっている。その東京戦で、ロングボールを預けてもすぐ跳ね返されてしまう展開に「マリオがいれば・・・」と何度思ったことか。

問題点その二:ゴール前の厚みがない

大宮戦の工藤のゴール、G大阪戦の新居のゴールに共通していることは、ゴール前により多くの人数が関わっています。

大宮戦では、水野がミドルシュートを放ち、こぼれた所に羽生がつめていた。これがとても重要です。悪いときはゴール前に誰もつめていない。FC東京戦で、羽生が決定的チャンスを迎え、結果GKに弾かれてしまいましたが、そこにつめていた選手はいませんでした。

また、右の水野が突破して左の山岸が飛び込むシーンも今期は少ない。山岸が単独で中央に侵入したり、水野が単独で突破することはあっても、左右の連動がないです。作シーズンのアウェイ鹿島戦の4点目、羽生が右サイドを突破して、最後に飛び込んだのは左の山岸です。こういうシーンがないからゴール前の怖さも半減してしまう。

ガンバ戦でも5人もの選手が絡んでゴールに結び付けています。もちろん、2人で崩すシーンもありますが、それは相手が前がかりになっていたときのカウンターに限った話です。さらにそこで決められないとなるとキツくなるのは道理。

アマル監督も、この決定力のなさには頭を抱えていることでしょう。去年は巻がラッキーボーイ的な活躍をしていましたが、今期はまだいない。新居が初ゴールを決めたことによって、これから爆発してくれることを願うばかりです。下村も徐々にフィットしてきました。あとはどんどん攻撃参加もチャレンジしてほしいです。そうすれば、もっと攻撃に厚みが出るはず。

ジェフはアマル監督のサッカーで間違っていない。結果が出ないのは死活問題ですが、だからこそ夏までに何とか持ち直してもらいたいですね。

|

« 開始3分先制、ロナウジーニョ退場、エトーサスペンション、デコの坊主 | トップページ | マドリー、電撃移籍発表か? »

ジェフ千葉と、歓喜と怒号と哀愁と楽観論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 開始3分先制、ロナウジーニョ退場、エトーサスペンション、デコの坊主 | トップページ | マドリー、電撃移籍発表か? »