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2006年12月 7日 (木曜日)

バランス感覚が悪い東洋人

日本を始めとした東洋人はバランス感覚がないと思うんですね。考え方の。

例えば、部活動では精神論ばかりを強調する顧問の先生、つまり熱血型。

対してサッカーの岡田監督、山本監督などのアタマで考える理論派型。

どっちが言いか悪いか、ではないですね。熱血型の先生は必要ですし、山本監督なんかは「サッカー理論大会」があれば世界でも上位に占めるくらいアタマがキレる人物です。でも、これらの人たちが成功しないのは、「どちらか一方」しか兼ね備えていないからです。

西洋ではどうか。例えば音楽。ドの音を基準にしてシ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ドと音程が下がる基準は実は一定なんです。さらに西洋音楽はアンサンブルやオーケストラがある。「理論」で音を作れる音程と、これらの音程を和にするためにどの組み合わせが一番美しく聞こえるか、という「実践」の部分を考えています。

つまり、西洋の音楽は「理論と実践」で成り立っている。これは音楽だけではなく、どの分野でも同じ。オシム監督も「理論と実践」をとても大事にしています。ただ単に精神論を振りかざすわけでもなく、アタマだけで考えるサッカーをやろうともしていない。現実を捕らえ、そこから具体的な解決策を導き出している。

もうこれは文化の違いといってもいいでしょう。日本人が劣っているっていうわけではないです。日本を始めとした東洋では、また音楽の話を例えにあげますが、西洋の「和声」に対して「多声」を基本にしています。つまり、どんなに人がたくさん集まっても奏でる音程は同じ。音が大きくなるだけ。そのような音楽が基本です。

西洋の音楽は「美しい音程」を理論づけるため、無駄な音程を削ぎ落としてきました。東洋の音楽には、その削ぎ落とされた音程が存在するとも言われています。だから、日本、東洋においてもいい部分はあるし、その文化を大事にしなければなりません。

ただ、現在日本では西洋科学が主流となった、とはいえ、なにもかも西洋と同じことができるとは限らない。それがこの「理論と実践」の部分だと思います。ここの西洋の感覚がイマイチつかめない。だから日本人も、考えるだけ、理想だけ、ではなく、両方兼ね備えることが必要ではないでしょうか。

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