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2006年5月 2日 (火曜日)

一生底辺這いつくばって生きてろ

もうひとつの愛を哲学する―ステイタスの不安 Book もうひとつの愛を哲学する―ステイタスの不安

著者:アラン・ド ボトン
販売元:集英社
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題名に「愛」だなんて書いてあるから、どんなにかヌルい内容なのかと思いきや、半分くらい読んだ時点でその印象は一変した。

「民主主義社会においては、上にのし上がった者が勝者だ。言い換えれば、努力したものが勝者の称号を得る権利を得ることが出来る。逆に、底辺にいる者は努力をしなかったツケと言える。それは貴族社会のように親族の階級のせいではなく、自分の責任なのだ。民主主義社会においては、他人の事は意識外に値する。要は個人個人の行動・思想が全てなのだ。よって、底辺に生きる者は、底辺にいるべくして底辺にいるのだ。そして、一生底辺を這いつくばって生きていけばいい。」

みたいなことが書かれているわけですよ。

かなりビックリしたけど、個人的には好きな感じの論。

「ステータス」とは何か、っていうのを少しでも考えたことがある人にとってはかなり考えさせる本。

ちなみに、400ページ以上あるが中村雄二郎、丸山真男、加藤周一あたりの論説文と比べるとずいぶんとスイスイ読める。おすすめ。

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コメント

〉民主主義社会においては、上にのし上がった者が勝者

資本主義社会の間違いじゃない?
民主主義社会は弱者(全体に占める貧民の割合からして)救済の度合いが相対的に大きいよw

投稿: | 2017年3月12日 (日曜日) 18時30分

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