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2006年3月27日 (月曜日)

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記憶に新しいワールド・ベースボール・クラシック。いうまでもなく、優勝したのは日本なんですけど、「世界一だ」っていって手放しで喜ぶのにはちょっと後ろ髪がひかれる感じがする。だって、まず「世界一」っていう表現がおかしいというか、変。

だって、参加している国はアジアと、北中米くらいでしょう。どこかのマスコミが「世界の王の名前が再び世界に轟いた」とか言ってたけど、例えばオランダとかフランスで「王監督について」とか聞かれてもチンプンカンプンなわけですよ。そもそも、野球の文化がないのでWBC自体知らないとは思いますけど。

やっぱり、「ワールド」という表現がおかしい。「ベースボール・チャンピオンシップ」とかだったら違和感ないけど、無理やり「世界」を強調しようとしているところが、どうもシックリこない。

あとは誰もが思ってるだろうけど、システムがヘンテコ。本大会で3回も負けたチームが優勝って前代未聞。それ以前に、アジアラウンドが浅すぎというか、ユルい。「WBC本大会」自体に大きな価値がないから当然だとは思うけど、アジアラウンドなんてあったの?って思ったくらい。本大会自体、参加してるチームも少ないんだから、いきなりトーナメントでよかったと思うけど。わざわざメチャクチャなシステムのリーグ制にしなくても。

サッカーのワールドカップで決勝トーナメントの前にH組までのグループがあるのは、参加数が多いから。32ヶ国ですからね。それなら本当に強いチームが決勝Tまでこれる。ただ、予選をするまでもないチーム数なのにわざわざリーグにするってところに違和感があった。予選で日本みたいに1回負けたらもう瀬戸際。優勝するためにはトーナメント含め、1敗1分がボーダー。それ以上負けはもちろん、引き分けもあるようだと優勝なんて出来やしない。なのにチーム数が少ない上に3回も負けたチームが優勝するって…。

WBCは予選グループが2つあって、4チームずつでしょう?8チームって。。。中国とかイタリアとか混ぜちゃってやればよかったのに、と思う。まぁ大会を盛り上げるため、ってのとアメリカを優勝させるため、ってのは良くわかるけど、そのシステムがかえって矛盾を生んだ感じ。本当なら、っていう言い方は自分でもよくわからないけど、予選で韓国に負けた時点で日本が優勝する可能性っていうのは限りなく低かった。まぁそれはみんなわかってることだとは思うんですけど、やっぱり韓国にとってもシックリこなかったんじゃないでしょうか。

あと、言っておきたいのが審判の誤審問題。まぁホント、いつまで言ってんだよ、って感じです。人間が裁いてるんですから。それにいつまでもメソメソいってるマスメディア。何が「世紀の誤審」だ。「世紀」どころか、やっと「2006年」の誤審になるくらいじゃないの?って思います。本当は誤審はいけないことだと自分も思うけど、やっぱりスポーツをやってるからには、そこらへんは潔く従わないと。もうすでにアメリカ人やメキシコ人はもちろんのこと、韓国人も覚えてないでしょうね。こんな小さな事件。

まぁ、誤審に助けられたアメリカが予選敗退。その誤審にあった日本が優勝したってのもまた皮肉でしょうけど。

別に誰がズルしたってわけではないけど、大会のルールって重要だなって思うイベントでした。個人的にはこれほどわけのわからない大会は初めてでした。3年後、どういう位置づけになって第2回大会が開催されるかはわからないけど、今のルールと、やたらと「世界」を強調するのが気がかりだったので、そこらへんでシックリくるようになったら徐々に興味深い大会になるのでは。

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